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名刺リニューアル
 最近、名刺をリニューアルしました。

いままで使っていた名刺は事務所創業時、「なめられちゃイカン」ということでいかにも一般企業的なレイアウトで作成していましたが、ようやくここへ来て「もうすこしデザイン事務所的な名刺でもいいんじゃない?」と思い、新しく作ってみることにしました。かといってあまりにも個性的な名刺はウチらしくないので、あくまでシンプルを基本に。

新しい名刺はクッション紙というかなり厚みのある紙に活版印刷で印刷しています。
活版印刷とは現在主流のデジタル化されたオフセット印刷になる前のかなり昔の印刷方法で、金属のハンコ状の版を紙に押しあてインクをのせるやり方で、圧がかかった文字の部分に凹凸がつき、これが実に味わい深い仕上がりになるのです。

社内ツールを作る際にはこうした普段あまりすることのない方法や加工で、遊んでみるのもいいんじゃないかと思っています。はじめてやる方法はどうしても事前の予想と仕上がりにズレが生じるものです。実際今回も圧がかかって紙が凹む箇所にインクが溜るのか、データ上よりも文字が若干太くなってしまいました。こうして一度でも経験しておけば不安なく今後お客様に提案できることにもなるのです。

もし欲しい方がいられましたら、地図を片手に、田んぼの真ん中のデザイン事務所、
スキップデザインを訪ねてみてくださいね(笑)



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日々是精進
 先日あるバラエティー番組でやっていた出演者が共通のテーマにそって写真を撮り、
その写真のランキング付けをするという趣旨の企画、
順位が下のほうの写真は撮影者が言葉で意図や想いを伝えるのですが、それが写真の中に描かれてないため、見る側にほとんど伝わらない結果で、上位、特に一位の写真は伝えたいことがすべて写真の中に描かれ、余計な説明をせずとも受け取る側に伝わるような、そんな写真になっていました。

番組を観ながら、最近デザイン仲間とお酒を飲んだ際に聞いた、
「作品を見ればコミュニケーションが成立している」という言葉がふっと思い出されました。

デザイナーの意図や伝えたいことがすべて作品の中に描かれ、見ればそれが相手に伝わるデザイン。

思い出すと同時に自分のデザインがまだまだその領域に達していない歯痒さも込み上げてきたり‥。

最近デザイン業界の知り合いも増えてきて刺激をもらいながら日々仕事が出来ている気がする。
面白い仕事にも関わらせてもらえている。追いつきたい人も増えてきた。

今日も、やりますか。

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エーワン・プリス様ロゴ作成【後編】
 では今回は前回のお知らせどおり、
有限会社 エーワン・プリス様ロゴマークの不採用となったデザインを2点、紹介しようと思います。

基本となるデザインコンセプトは採用案と同じです。
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【前回より】
製造業において製品の数だけ、カタチある物の数だけ金型があると言っても過言ではないと思います。
エーワン・プリスの金型が生み出しているものが、カタチのないNo.1という概念だとしたら、というところからデザインを着想しました。
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左側のパーツはAを、右側のパーツはPを図案化したものです。それぞれを型に見立て、サンドウィッチされた間には白抜きの1、まさにカタチの無い1が浮かびあがります。
右に大きく傾いた構図は企業としてのスピード感を感じさせ、右肩上がりに成長していってほしいという願いを込め、作成しました。


もう一つがこちら


左右の型に挟まれ生まれた1の数字がよりシンボリックに感じられるデザインです。
1のパーツがAとPの部品を兼ねており、三つの部品がどれ一つ欠けてもデザインとして成立しない設計です。それぞれのパーツには会社、社員、取引先という意味を重ね、三つの結びつきを表しています。
ロゴタイプは上の案と基本同じですが、字間、フォントの傾き等、マークに合わせて微調整しました。


やはりこうしてみると前回紹介させていただいた採用案は、ボツになった二つに比べテイストの異なるデザインですね。こちらからどれがオススメといったような話はしませんが、正円が三つ並んだ構図もユニークに感じてもらえたようです。

エーワン・プリス様からは現在新しいロゴが入った会社案内等の制作の依頼もいただいております。
はやくロゴが多くの人に認知され、どんどん育っていってほしいと思っています。
デザインについて comments(0) -
エーワン・プリス様ロゴ作成【前編】
 燕市のプレス用精密金型製作、有限会社 エーワン・プリス様のロゴマークをデザインさせて
いただきました。

3案提案し、採用になったデザインがこちら


製造業において製品の数だけ、カタチある物の数だけ金型があると言っても過言ではないと思います。
エーワン・プリスの金型が生み出しているものが、カタチのないNo.1という概念だとしたら、
というところからデザインを着想しました。

左がAを、右側がPを図案化したものであり、金型の形状をイメージし繋ぎ合わせています。
その型からO(ONE)、No.1が誕生したイメージでデザインしました。

コーポレートカラーは知性や精密さを連想させるブルーにし、メインに濃いブルー、サブカラーとして水色系のブルーを加えています。濃いブルーは「技術」を、サブとして加えた水色系のブルーには「知恵」や「アイデア」という意味を重ね合わせています。
技術にアイデアをプラスONEし、高次元でのモノ作りを目指す企業であることを水色のOが表現しています。

今回3案提案し、どの案が採用になるか非常に楽しみだったのですが、社長様、社長の奥様とも比較的すぐこの案が良いと言ってくださり、採用に至りました。ありがとうございました。

次回、【後編】では特別に今回ボツとなった他の2案を後悔しない範囲で公開しとこうかい。
お楽しみに!

デザインについて comments(0) -
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